「なんであの子たち、ちゃんとやらないの?」
中学校に入ってバスケ部に入った息子が、ぽつりとこぼした言葉。
最近は、部活にはやる気満々で自ら行く。
その姿を見ると、親としては正直ホッとする。
でもその一方で、
バスケスクールのほうは様子が違う。
「誰が来るか気になる」
そう言って、行きたがらない日もある。
同じバスケなのに、どうしてこんなに違うのか。
最初は、正直よくわからなかった。
でも見ているうちに、少しずつ気づいた。
スクールは、
“バスケが好きで来ている子たち”の集まり。
一方で部活は、
“なんとなく入った子”もいる場所。
同じ競技でも、そこにいる理由が違う。
だから、練習に向き合う姿勢にも差が出る。
息子は、その差にイライラしていた。
「なんでちゃんとやらないの?」
「もっと本気でやればいいのに」
そう思う気持ちも、よくわかる。
自分は頑張りたいのに、
周りとの温度が合わない。
それって、結構しんどい。
でも、ここで気づいたことがある。
部活とスクールは、
“同じバスケでも、役割が違う”ということ。
部活は、チームで動く場所。
いろんな考えの人がいて当たり前。
スクールは、個人のスキルを磨く場所。
意識が高い人が集まりやすい。
どちらが良い・悪いではなく、
ただ“違うだけ”。
そう考えたとき、少し見え方が変わった。
部活で感じるモヤモヤも、
スクールで感じるプレッシャーも、
どちらも、息子が真剣にバスケと向き合っている証拠。
親としては、つい思ってしまう。
「せっかくなら、どっちも頑張ってほしい」
「もったいないな」と。
でも今は、
自分から部活に行っているその姿を、まずは大事にしたい。
やる気があるからこそ、イライラする。
真剣だからこそ、悩む。
その気持ちは、きっと無駄じゃない。
同じように、
子どものやる気や環境に悩んでいる方へ。
少しでも、気持ちが軽くなるヒントになれば嬉しいです。
