仕事中、突然内線が鳴った。
「お父さんが来られてます。」
え?父?
何かあった?
急な呼び出しに一気に不安になる私。
慌てて受付へ向かうと、
そこにいたのは主人だった。
どうやら書類に不備があり、
直筆の署名が必要で急きょ職場まで来たらしい。
受付の子は若いスタッフさん。
主人を見て、
“お父さん”
と思ったのだろう。
確かに年齢的には間違っていないのかもしれない。
でも、急に「お父さん」と言われると、
本当に自分の父かと思って焦る。
心配して駆け降りたぶん、
主人の顔を見た瞬間、力が抜けて笑ってしまった。
こういう何気ない出来事って、
あとからじわじわ面白い。
そして少しだけ、
自分も“親世代”なんだなと実感した出来事だった。
ほ
