娘の本音

1月だというのに、まだスマホやドラマ視聴。勉強に集中できない娘。
年明けの実力テストももちろん手応えはなしの様子。

なぜ集中できないのか?気持ちを切り替えられないのか?受験生のための動画など勧めても見ようともしないのか?等々…こちらも落ち着いて「今、どういう気持ちなのかを教えて。」と、質問を投げかけた。

突然の涙…。
「受験が怖い、落ちるかもしれないという恐怖。怖さを直視出来ず、現実逃避してしまって勉強に集中して取り組めない。」と、返ってきた。

私は安心した。「娘の本音は恐怖だったのか。解決策が見出だせず、恐怖・迷いの中にフワフワ漂っていたんだ。」
娘を抱き締めて、まずは「気持ちを教えてくれてありがとう。気持ちを知れて嬉しかった。」と伝えた。
それから、あなたは一人ではないとこ。みんな同じ気持ちでいること。受験や就職にあたり合否判定は逃れられない事実。少しでも不安や恐怖を減らせる方法は、とにかくやるしかない。など、今までの経験や言われてきたことを伝えた。

生まれてまだまだ15年、身体は成長していても、精神面は現状に追いついておらず辛い思いをしていた。
親バカではあるが、娘はしっかりしており、何事にもおじけず頑張れる子だと思っていたため、ずっとダラダラする娘に疑問を抱いていた。
これから受験という人生の第一関門に挑み、乗り越えることでまた成長できるのだろう。

娘を抱き締めて、一緒に乗り越えようと伝えたことで、娘にも少し変化が現れた。
その夜から、真剣に取り組む姿勢がみられるようになった。

過ぎてしまった時間は取り戻せない。現時点で出来ることを考えていこう。
このモチベーションを維持し、「一生懸命取り組めた。やりきった!後は結果を待つだけ。」と、少しでも晴れた心で結果を待てるように親子で努力したい。

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